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2019.04.30更新 使用車両・歴史を更新しました。 |
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■配線略図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■建設の経緯 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1973(昭和48)年、大阪南港ポートタウン住宅開発チームの報告書作成と同時に、大阪南港ポートタウンのマスタープランが作成され、港湾地域の中に居住区を設けるという新しい試みが軌道に乗り始めた。住居ができ、人口がはりつき、業務商業施設ができると、そこに人の動きが発生するのは当然のことである。そこで地域特性を踏まえた交通計画が必要となり、具体的な交通施設をテーマにした調査機関として、1974(昭和49)年に大阪南港新交通システムプロジェクトチームができた。そこで南港地区の交通システムとして、高架構造による地下鉄・モノレール・中量軌道新交通システム、高架道路によるバス専用道、平面道路によるバス専用レーンで比較・検討された。地下鉄の輸送能力からみて南港地区への導入は適さないとされ、またバス運行にすると、予想されていた需要量(1時間に約12,000人)を処理しようとすれば約45秒間隔の運行を行わなければならず、大型バスターミナル用地(8〜10バース)が少なくとも2か所必要となる。都市部にこれだけの用地を求めるのは困難であり、騒音・排気ガスなどの公害問題も発生することから、幹線交通システムとしてはそれぞれ見送られた。そこで注目されたのが中量軌道新交通システムであり、輸送能力が南港地区の交通需要量に適する、専用軌道を持った交通システムで安全、電気を使用してゴムタイヤで走行するので公害問題がそれほど発生しない、建設費が比較的安いとされ、その後の検討の末に南港地区の交通システムとして中量軌道新交通システムが導入されることとなった。将来無人運転をすることを想定して設備などが設計され、全区間高架構造、プラットホームは全囲をガラススクリーンで囲い、阪神高速道路との交差部には高速道路側から物が落下しないように防護柵を設置し、万一この防護柵を破って物が落下してきた場合に、これを検知できるよう転落検知線を設けるなどしている。 1981(昭和56)年3月16日に中ふ頭〜住之江公園間が開業、日本で神戸新交通に次ぐ2例目の新交通システムとして運行が開始された。開業当初は無人運転の前例がなかったので、無人運転システムへの理解・信頼を得られるまでは乗務員を添乗させ、監視の上で運行していた。その後1991(平成3)年10月20日からは無人運転が開始されている。しかし無人運転が開始されてから2年ほど経過した1993(平成5)年10月5日17時30分頃、住之江公園駅で列車が所定停止位置を50m以上行過ぎ、約30km/hで車止めに衝突するという「ニュートラム車止め衝突事故」が発生し、乗客215人が負傷した。この影響で1ヶ月半ほど運休し、代行バスを運行して対応した。1993(平成5)年11月19日に乗務員添乗の上で運行を再開し、2000(平成12)年2月19日に無人運転を再開している。また、2006(平成18)年4月14日に発生したゆりかもめ車輪脱落事故の影響を受け、事故後2日間は事故に対する警戒のために乗務員添乗の上で手動運転で運行された。2006(平成18)年4月17日に無人運転を再開している。 1997(平成9)年12月18日には、大阪港トランスポートシステムのニュートラムテクノポート線コスモスクエア〜中ふ頭間が開業し、相互直通運転を開始した。この区間は当時、南港への鉄道アクセスが住之江公園経由のニュートラムしか無いという事態を解消するために計画された路線であり、公共輸送ではなく利益誘導が主な目的であったために中央線の延伸という形では国からの補助を受けられなかったため、大阪港トランスポートシステムに事業を委ねたという経緯がある。当初は大阪港までニュートラムで建設される予定であったが、南港地区でのイベント開催時の輸送需要を考えた結果、普通鉄道での建設となった。しかし別料金で割高になり、利用者が低迷していたことから、2005(平成17)年7月1日からは大阪市の路線として一元的に運営されることになり、コスモスクエア〜中ふ頭間は南港ポートタウン線に編入された。ここで、南港ポートタウン線は現在の形となった。 |
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< 現 役 > ・ 200系 2015(平成27)年〜
< 過 去 > ・ 100系 1981(昭和56)年〜2002(平成14)年 ・ 100A系 1991(平成3)年〜2019(平成31)年 ・ OTS100系 1997(平成9)年〜2005(平成17)年
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■ダイヤ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●2013(平成25)年03月23日改正 【現行】 2013(平成23)年3月23日改正ダイヤでは、終発延長に伴い改正が行われた。 終発後のコスモスクエア発中ふ頭行きの回送を旅客化した。運転間隔の変更はない。
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■旅客案内表示装置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
現在の旅客案内表示装置はフルカラーLED式で、最下段以外は日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語に対応している。これまで開業時からの反転フラップ式や3色LED式が混在していたが、2012(平成24)年より順次更新が進められた。 |
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■その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●ニュートラム車止め衝突事故 1993(平成5)年10月5日17時30分、住之江公園駅で無人自動運転の列車が車止めに衝突する事故が発生し、乗客215名が負傷した。ブレーキの中継継電器の接点がショートし、通電不良を起こしてATC常用ブレーキが効かなくなった事が原因とされているが、警察による再現実験では再現をすることができなかった。その後約1ヶ月半ほど全線運転を見合わせ、その間バスによる代行輸送が実施された。 |
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■歴史 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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