近鉄けいはんな線開業準備のため、20系のワンマン・高速化改造がこの年から始まりました。最初は第01編成が入場。ジンベイザメラッピングが解除されて出場しました。VVVFの素子がGTOからIGBTになり、VVVFのパイオニアは新たな装いとなりました。
近鉄けいはんな線開業準備の市交車改造入場による車両不足のため、近鉄車両の貸出が行われました。普段では見られない森ノ宮行きの運用に就くことから注目を集めました。
近鉄けいはんな線開業準備のため、20系のワンマン・高速化改造がこの年から始まりましたが、それに関連して谷町線20系30番台が中央線への転属が始まりました。転属は第35編成から始まり、改造内容は0番台に準じています。
12月1日には、近鉄7020系がデビューしました。着々と開業準備が進んでいます。
1月頃から、千日前線の旅客案内表示装置の更新が始まり、大阪市営地下鉄初のLCD式となりました。
7月1日からOTS線の運営が大阪市営地下鉄と一体化されました。それに伴いOTS系・OTS100系がそれぞれ24系・100A系に編入されるなどの動きがありました。
11月6日、けいはんな線の新規開業区間である生駒~学研奈良登美ヶ丘間の初試運転が行われました。
4月6日、谷町線に最後まで残っていた20系30番台の第31編成の転属回送が行われました。20系30番台は谷町線から姿を消し、20系0番台に編入されました。
1月頃から、中央線の旅客案内表示装置の更新が始まりました。3月8日の堺筋本町駅で完了し、これで蛍光灯式の旅客案内表示装置は消滅しました。
近鉄けいはんな線開業準備の市交車改造のため、一時中断されていた10系リニューアル改造が再開されました。これ以降の改造はVVVF化され、10A系として従来の10系とは区別されています。
3月17日、堺筋線でダイヤ改正が行われました。従来からラッシュ時に運転されていた堺筋急行・堺筋快速急行が廃止され、堺筋準急に変更されました。
旧帯のまま活躍していた20系の第05編成と第07編成が、1月と3月に相次いで新帯化が行われ、第07編成を最後に中央線から旧帯車が消滅しました。
新30系の置き換えを目的とした新型車両30000系が製造され試運転を行っていましたが、3月18日に谷町線で32系が営業を開始しました。
7月7日に大正駅の可動式ホーム柵が使用開始されました。それ以降、順次長堀鶴見緑地線の各駅に設置が進みました。
3月31日、10系で最後まで原型で残っていた第04編成が廃車となりました。これを最後に旧帯車が完全消滅しました。
製造から20年が経過した新20系や70系の中間更新が始まりました。側面に30000系と同じく号車番号をデザインで取り入れるなど、大幅な改造が施されています。
12月10日、御堂筋線用30000系31系が営業を開始しました。
新20系・70系の中間更新車が続々登場しました。66系も中間更新が開始され、新20系以上の大幅な改造が施されています。
3月23日、終発延長に伴うダイヤ改正が堺筋線を除く全線で行われました。これだけの路線で一斉にダイヤ改正が行われるのは初めてで、千日前線では今里行き、長堀鶴見緑地線では横堤行きの定期化などがありましたが、御堂筋線では梅田行きが廃止されるというダイヤ改正でした。
6月20日、10系第07編成が廃車されました。10系リニューアル改造を行った編成で初の廃車でした。
10月6日、置き換えが進められていた新30系がついに引退。この日、最後に中央線を走行するイベントが行われました。
4月26日に南巽駅の可動式ホーム柵が使用開始されました。現在、各駅で設置工事が進められています。
8月24日、20系第01編成の廃車を惜しむイベントが開催されました。20系第01編成の置き換え用に四つ橋線から転属した24系第56編成(元23系第06編成)との並びが実現、ここでしか見れない並びとなりました。この翌日、8月25日付で20系第01編成は廃車となりました。